ファクタリングによる資金調達事例|歯科医師の場合

比較的安定した収入があると思われる歯科医師も、最近ではファクタリングを利用する方が増えてきました。理由はさまざまですがその中のひとつに、歯科医院の供給過多によって、患者さんが思うように集まらないことが挙げられます。ここでは、歯科医師のファクタリング利用について大阪の事例を踏まえてご紹介します。

同業者の供給過多により資金繰りが苦しくなった

歯科医師が資金調達をする理由のひとつに、歯科医院が多いため供給過多となり、思うように収入が増えないことが挙げられます。歯科医院では、患者さんからのレセプト(医療報酬)を得ることで収入になりますが、来院する患者さんが少ないと、その分収入が少なくなります。
また地域に歯科医院が増えると患者さんが分散してしまって来院者数が増えず、資金繰りが苦しくなってしまうのです。

さらに歯科医院では、来院時に患者さんが診療料の3割または1割を患者負担として支払いますが、残りの7割または9割のレセプトは、健康保険より翌々月に支払われます。開業時に金融機関から融資を受けていたり、診療器具をリースしていたりすると毎月の支払いが必要になり、患者さんが少なくなると、資金繰りが悪化してしまうのです。

歯科医師が利用したファクタリングの具体例

年商:3,500万円
従業員数:3名
調達額:300万円
都道府県:兵庫県

神戸市内で5年前に歯科医院を開業しました。開業当初は徒歩で15分程のところに古くからある歯科医院が一軒あるだけだったので、思ったよりも患者さんが多く来院してくれていました。しかし開業から3年後に徒歩10分ほどの場所に1軒、そして昨年に駅前にも1軒、歯科医院が開業したのです。そうすると患者さんが分散されてしまい、来院者数が開業当初に比べると半分近くになってしまいました。
今月は通常経費の他に、器具のメンテナンスがあり、不具合のあった箇所の修理が必要になりました。そのため、資金調達が必要になったのです。知人の歯科医師に紹介されたファクタリングを利用して、翌日に無事に希望金額を調達することができ、安心しました。

競争が激しい歯科医師業界でもファクタリングは有効

近所にほかの歯科医院が開院すると、患者さんが分散してしまうため診療で得る収入が減少してしまいます。歯科医院を開院するには、設備投資などの資金が必要になり、自己資金だけではなく金融機関で借入をしているケースが多くなっています。しかし、金融機関に追加融資を依頼すると審査などで時間がかかり、事例のように急遽資金調達が必要な場合は間に合いません。

ファクタリングであれば、翌々月に入金される医療報酬をファクタリング会社が買い取りしてくれるため、保証人や担保の必要がありません。また最短で即日に入金が可能なため、急な資金調達にも間に合います。ぜひファクタリングをご検討ください。