クラウドファクタリングの利用例④キャッシュレス決済で現金不足の飲食店

かつての飲食店では、飲食代金はその場でキャッシュで支払われるため、毎日手元に現金が残り、現金不足とは無縁の業種だと考えられていました。しかし、最近ではキャッシュレス決済の普及により、手元に売上の現金が残らないようになりつつあります。飲食業でのクラウド上のファクタリングに利用例をチェックしておきましょう。

常に現金不足が続いている

従来の飲食業において、現金不足になる理由の中でも多くを占めていたのが売上不振による現金不足です。飲食店は毎日必ず食材を揃えておく必要がありますが、売上が落ちてくると現金不足になり、仕入れや給料などの支払いが困難になってしまいます。また、最近増えてきているのはキャッシュレスの普及に伴う支払い方法の変化です。お客さまがカードで支払いをした場合、代金がカード会社から振り込まれるのは約1ヶ月後になるため、手元の現金が少なくなるという不安があります。店舗設備の不具合やトラブルなど、日々の経費のために現金調達をしなければならなくなったときにファクタリングを活用することで資金調達が可能となるのです。

飲食業のクラウドファクタリングの利用例

次に、飲食業のクラウドファクタリングの活用事例です。

年収:3600万円
従業員:8人(アルバイトを含む)
調達額:150万円
調達日数:3日
所在地:京都府

京都の観光地で長年経営していた飲食店が、新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が激減し、経営が悪化したところへ、10年以上使っていた厨房の業務用冷蔵庫が壊れるという事態が起きました。ところが修理を依頼した業者からは買い替えたほうが良いと言われてしまったのです。資金がなく悩んでいたところ、オーナーの知人がファクタリングで資金調達をしていたことを思い出し、早速ファクタリング会社に連絡をすると、3日で資金調達ができました。すぐに現金化して新しい業務用冷蔵庫を入手できたということです。

債権譲渡登記がないので素早く売掛金を回収

飲食業でファクタリングを利用する場合は、カードでの決済分が債権として考えられます。ファクタリングでは取引会社が審査対象になりますが、カード会社は一般企業よりも信用度が高いと考えられているため、審査も通過しやすいです。飲食業でのファクタリングは、3社間ファクタリングの利用例が多い傾向があります。3社間ファクタリングでは債権を買取することを取引先企業に通知しますが、信用度が落ちるからと敬遠する経営者も多いです。しかし、カード会社はファクタリングを利用しても取引に問題はありません。また、3社間ファクタリングは債権譲渡登記の必要がないので、手間や時間をかけずに素早く資金調達できるメリットもあります。アルシエ株式会社は大阪で長年ファクタリングを経営いている会社です。まずはお気軽にお問い合わせください。