ファクタリング会社の買取条件について。ファクタリング審査が通らない理由を知ろう!

ファクタリング会社によって売掛金の買取条件はさまざまであり、審査に通らなければ実際に現金を得ることはできません。ファクタリング審査に通らないケースを知っておき、いざというときの迅速な資金調達を目指しましょう。

買取希望額がファクタリング会社の買取可能金額の対象外

ファクタリング会社には、それぞれ買い取る売掛金についての下限と上限が設定されています。売掛金が大きい場合はキャッシュフローが悪化するリスクがあり、小さい場合は多くの契約がなければまとまった利益をあげることができません。ファクタリング会社は自らの状況を考慮して、慎重に買取可能金額を設定しています。

迅速な資金調達を目指すのであれば、まずは買取希望額にあったファクタリング会社を探しましょう。いくら優良な売掛金であったとしても、買取可能金額の対象外であれば審査を通過することはありません。ファクタリング会社によって買取希望額はさまざまですから、しっかり探せば条件に当てはまる申込先を見つけることができるでしょう。

売掛先が赤字決算や債務超過している

多くのファクタリング契約では、ノンリコースという契約形態が選ばれています。この場合、たとえ売掛先から売掛金の回収ができなくとも、ファクタリング会社が申し込み企業に代わりの支払いを要求することはできません。そのためファクタリングの審査においては、売掛金や申し込み企業の信用性のみならず、売掛先の経営状況が厳しくチェックされます。

赤字決算や債務超過を抱えている売掛先では売掛金の回収に問題があると判断され、審査を通過することはできないでしょう。仮になんとか審査を通過できたとしても、ファクタリング会社が抱えるリスクが大きいぶん、高額な手数料をとられることが予測されます。複数の売掛金がある場合は、経営状態が安定した売掛先のものを優先して売却してください。

売掛金が既に別のファクタリング会社に売り出されている(二重譲渡)

売掛金に二重譲渡の疑いがかかった場合、ファクタリングの審査は通過できません。二重譲渡とは、ひとつの債権を二つの会社に売却することをさします。二重譲渡は言うまでもなく不法行為であり、発覚した場合は告訴されることも考えられるでしょう。故意であるかどうかは関係ありませんので、ファクタリングの申し込みに限らず充分に注意を払ってください。

このように不法行為が疑われるケースや売掛先の経営状態が悪いケース、そもそもファクタリング会社と条件が合致していないケースについては、審査に落ちてしまうことが考えられます。大阪でファクタリングを利用される際は、このようなケースに該当しないかをあらかじめ精査し、迅速な資金調達を目指しましょう。

大阪での資金調達でファクタリングの利用をご検討中の方は、ぜひアルシエ株式会社にご相談ください。