ファクタリングによる資金調達事例|アプリ開発業界の場合

大阪のアプリ開発会社でもファクタリングを利用する事例があります。参入しやすい業種ですが、クライアントからの支払いが後になることも多く、収入が不安定になりやすい業種です。資金繰りに行き詰まったときはファクタリングの活用をおすすめします。
 

メンテナンス費用には資金が必要だが、アプリ開発業界は資金繰りが難しい

アプリ開発会社は、クライアントからの依頼に従いアプリを開発します。しかし業務は開発が完了して終わりではありません。仕様変更やバグ修正、要件定義など、開発したアプリのメンテナンスも行います。
メンテナンスはもちろんアプリ開発会社が行いますが、クライアントからのメンテナンス費用が後払いになるときや、納品トラブルで入金が遅れるなどがあり、資金繰りが厳しくなることも珍しくありません。
アプリ開発で受注した案件は、開発から納品までの時間が長く、メンテナンスも時間を要します。その間はクライアントからの入金がないこともあり、メンテナンスまで行える費用をアプリ開発会社が負担できなければ、資金が尽きてしまうかもしれません。
 

アプリ開発業界のファクタリング活用事例

地域:東京都
年商:1億円
従業員:16名
売掛金:900万円
調達日数:2日
調達額:600万円
 
こちらの企業では運送会社向けのアプリや、営業管理アプリなどを開発してきました。成果報酬型の仕事が多く、収入が不安定になることが多々あります。資金繰り対策としてアウトソーシングも利用していますが、資金繰りは常にぎりぎりの状態です。
 
大手から依頼があり、着手金として3分の1を入金してもらいましたが、それ以降の開発費用は自社負担です。納品してメンテナンス完了後に残りを入金してもらいます。
しかし受注した仕事を行う中で資金が尽きる可能性がでてきたので、ファクタリングを利用しました。銀行融資と違い、スピーディーに現金が手に入ったので、無事受注した案件を完了させられたそうです。
 

ファクタリングは保証人や担保が必要なく、周囲に知られずに資金を調達できる

ファクタリングは売掛債権を買い取ってもらい現金化する方法であり、融資ではありません。そのために、売掛債権を現金化するときには、保証人や担保が不要です。売掛債権を売買して資金を調達する方法であり、自社の業績が悪くとも資金調達できます。売掛債権を売買すれば、時間をかけずに現金が手に入ります。
 
ファクタリングの種類は3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの2つです。2社間ファクタリングならば、取引先に売掛債権の譲渡通知を送らずに済むので、周囲に知られずに資金を調達できます。これが3社間ファクタリングだと、取引先に譲渡通知を送らないとなりません。このように、ファクタリングならキャシュフロー改善に利用できます。