ファクタリングによる資金調達事例|個人の建設業の場合

建設業は大阪に限らず、全国的に個人事業主が多い業種です。そのため、大口の受注があると先行仕入れでいつも以上に資金が必要になってしまい、資金調達をしなければなりません。ここでは、大阪のファクタリング会社が事例を交えながら、ファクタリング利用について見ていきましょう。

広告に想像以上の反響があり依頼が一気に重なってしまった

建設業は大阪を含めて全国的に見ても、一人親方に数人の職人さんという個人事業主が多い業種です。建設業での個人事業主は大手建設会社の孫請けなどが多く、会社の宣伝として広告に掲載しときに、大口の受注や受注が重なると、資材の先行仕入れにかかる費用やその他の経費が普段よりも余分に必要になってしまいます。建設業は、仕事を受注して完成しても、取引先から入金されているのが2~3ヵ月先ということも少なくありません。そのため、急な仕入れや設備投資などがあると、資金繰りに困ってしまうことがよくあります。以前は個人事業主の場合はファクタリングを断られることもあったようですが、最近では個人事業主も利用できるファクタリング会社も増えてきましたので、この機会に利用してみるとよいでしょう。

個人の建設業のファクタリング活用事例

岡山県の個人建設業の事例を見ていきましょう。

年商:3,000万円
従業員数:5人
調達額:200万円
都道府県:大阪府

3年前に独立をして、小さな建設業を経営している会社です。先日創立3周年を記念して広告を出したところ、思った以上の反響で大口の受注がありました。工事を着工するには通常よりも多めの建築資材を仕入れなければならないのですが、売掛債権の入金が2ヵ月先です。今から銀行に融資を依頼しても時間がかかります。知り合いからファクタリングのことを聞き、依頼を決めたそうです。保証人も必要なく、3営業日に入金されたといいます。

ファクタリングは地方でも来店不要で対面せずに短時間で契約

ファクタリングは会社の規模を問わずに利用できるサービスですので、個人事業主でも利用することができます。なかには、オンラインにてファクタリングを申し込むことができる会社もありますので、忙しくて時間が取れない方、地方に住んでいるため来店するには難しい方にもおすすめです。オンラインファクタリングは、ホームページで事前審査に必要な事項を入力し、基本的にはメールや電話でのやり取りをします。なかには、会社側から出張してくれる場合もあり、特に2社間ファクタリングは、取引先に通知する必要がないため、オンラインファクタリングのサービスが受けやすくなるようです。ただ、オンラインファクタリングは取り扱っているファクタリング会社が限られているため、事前に利用できるかどうか調べてから依頼するようにしましょう。