ファクタリングによる資金調達事例|WEBの広告代理店業の場合

SNSの広告やリスティング広告を運用している広告代理店においては、入金が遅いケースも少なくありません。受注する仕事が増えれば増えるほど、先に支払うお金が増えるため、黒字倒産するリスクが高くなります。資金調達が必要なときに利用できるのがファクタリングです。
 

支払いサイクルで先出しが必要になってしまった

広告代理店は、広告出稿を考える企業と、広告枠を買って欲しいメディアをマッチングさせる仲介業です。会社の売上は毎月報酬をもらう形の他に、作業終了段階で請求する事例も多くなっています。長い期間を要する案件もあるため、売上が入金される前でも案件を進めるのに必要なものがあれば、その都度クライアントや出稿先への支払いを行います。
 
例えば、売上の支払いは半年後になっており、先に数千万円の支払いが必要なケースもあります。短い期間の案件でも、3ヶ月程度入金に時間を要します。グッズ発注やイベントも同時に行えば、その費用も確保しないとなりません。こうなると、受注する案件が多いほど先に支払う費用が増えていき、売上はあるのに手元に現金がないという状態になります。
 

WEBの広告代理店業のファクタリング活用事例

地域:名古屋市
年商:3,000万円
従業員:8名
売掛金:1500万円
調達日数:3日
調達額:120万円
 
紙媒体以外に、ネット広告も手がけている会社です。ネット広告は成果報酬型が主流なため、広告出稿が完了してからクライアントに費用を請求します。成果報酬型の案件受注のため、費用を先払いしないとならないケースも多く、資金繰りが悪化する一途でした。
財務状況を安定させるために、ファクタリング会社に相談。クライアントの支払いが3ヶ月後となっている中で、たった3日で必要なお金を確保しました。売掛債権を素早く現金化できたので、資金繰りには困らず、大変助かりました。
 

急な先出しでもファクタリングならば対応が可能

先払いの案件の多い広告代理店では、資金繰りが経営の鍵です。つまりは、広告代理店は手元に常に現金を用意しておかないとならないのです。クライアントからの支払いは数ヶ月後なので、それまで現金を確保しておかなければなりません。
そんなときに利用できるのが、ファクタリング。大阪でも広告代理店が売掛債権を売却し、ファクタリングが債権を購入し、手数料を引いた金額を広告代理店に振り込みます。将来入金予定の売掛債権を、前払いで買い取ってくれるサービスです。
現金を手に入れる方法としては、審査などがないため、銀行を利用するよりもハードルは低いでしょう。急な先出しがあり、現金がすぐに必要となったときでも、ファクタリングを利用すれば、数日で現金を用意できます。