ファクタリング違法業者を見極めよう!契約前に確認すべきこと

ファクタリングは、大阪でも多くの企業が資金調達のための手段として利用しているサービスです。しかし、そのシステムを悪用した違法業者も存在するため、利用時には慎重に業者選びをしなければなりません。大阪で資金調達をするために、事前にファクタリング違法業者の特徴と見極め方を確認しておきましょう。

3社間ファクタリングなら貸金業の登録を確認する

ファクタリングでは、ファクタリング会社、ファクタリング利用会社、売掛先の会社の3つの会社の間で行われる「3社間ファクタリング」が代表的なものとして挙げられます。そして、このタイプのファクタリングを行う場合、ファクタリング会社は貸金業の登録をしなければなりません。貸金業の登録とはお金を貸すことを事業として行う企業などが必ず申請しなければならないもので、消費者金融などもこの登録を行っています。ファクタリング違法業者はこの登録をせずに事業を行っていることが多く、業者選び時には登録を確認することが必須です。貸金業の登録を済ませているかどうかは、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認することができます。

日本貸金協会の「ヤミ金(悪徳業者)の検索」で調べる

ファクタリング違法業者は、ヤミ金業者として日本賃金業協会に認知されていることがあります。日本賃金業協会では認知しているヤミ金業者を公開しており、その内容はホームページの「ヤミ金(悪徳業者)の検索(ヤミ金(悪徳業者)の検索)」にて確認することが可能です。この検索機能では業者名や電話番号、住所、FAX番号をもとに対象業者が悪質な業者かどうかを確認することができます。また、ファクタリング業者もその対象に含まれており、複数のファクタリング業者が候補に挙がっている場合、すべての業者を検索にかけてみるとよいでしょう。

代表者に逮捕履歴がないかネットで調べる

悪質な方法で賃金業を営んでいる業者の場合、社名や住所、電話番号を変えながら摘発から逃れていることも考えられます。そのような業者の場合、上述した日本賃金業協会の検索ではヒットしないこともあるため注意しなければなりません。このようなケースで有効となるのが代表者の名前で検索をするという方法です。この方法では、過去に逮捕されたことのある人物が代表を務めている業者を候補から除外することができます。そのため、社名や住所を変えて悪質な事業を継続している業者に当たってしまうのを防ぐことが可能です。代表者の逮捕歴の有無はネット検索で簡単に調べられるため、業者を選ぶ際には各々の業者の代表者の名前も確認するようにしましょう。ファクタリング業者選びでは、これらのポイントを押さえた上で最も信頼できる業者に依頼をするのがおすすめです。