不動産業におけるファクタリングの活用事例②想定外の空室も怖くない

不動産業で所有している賃貸物件が急に修繕が必要になった場合、早急に資金が必要になることがあります。短期間に資金調達する方法として、家賃収入を売掛債権とするファクタリングがあります。ここでは、不動産賃貸業者の活用事例もあわせてファクタリングについてご紹介いたします。

空室増加で資金が足りなくなった

賃貸物件を多く所有している不動産会社にとって、もっとも気になるのは空室です。所有する賃貸物件の空室率が上がると、その分収益が減ってしまうためです。
また、賃貸物件を取り扱っていると、物件の設備や建物の不具合などで大家負担の修繕をしなければならないケースがあります。こういった不具合が急に起こることも珍しくありません。
管理費などを修繕費として積立をおこなっていても、空室が多いと管理費の収益が減ってしまい修繕費が不足してしまう、というケースはしばしば見られます。このような時に資金調達方法のひとつとしてファクタリングが挙げられます。
ファクタリングは、ファクタリング会社が次月の家賃収入を売掛債権として買取する仕組みです。ファクタリングを活用することでまとまった資金調達が可能となります。

小規模な不動産賃貸業者のファクタリング活用事例

小規模な個人経営の不動産業を営む方のファクタリング活用事例を見てみましょう。

年商:1500万円
従業員数:6名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:100万円
資金使途:修繕費用

築35年以上の古いアパートを所有して賃貸経営をしていましたが、老朽化のため空室が目立つようになりました。2階の入居者からベランダが傾いているとの連絡があり調べてみると、老朽化でベランダが傾きかけていたとのことです。2階の他の部屋も確認の状態でした。2階の部屋は5部屋あり、すべてベランダを取り替えると修繕費で合計350万円が必要でしたが、100万円が不足していたため、ファクタリングに申し込んで不足分の資金調達ができたとのことです。

入金スピードが早いファクタリング利用で経営を持ち直す

賃貸経営などの不動産業を営んでいると、災害や老朽化などさまざまな理由から早急に大家負担での修繕が必要になるケースがあります。このとき銀行などの金融機関に融資を依頼すると、審査と手続きで1か月以上かかることも少なくありません。また、銀行での融資を依頼する際には保証人や担保が必要です。
修繕費などで早急に資金調達が必要になった場合は、ファクタリングが有効です。資金を借入するのではなく売掛債権を売却しての取引なため、保証人や担保は不要でスピーディーな資金調達が可能となります。
大阪のアルシエ株式会社では、最短で即日から数日という短期間で売掛債権の買取が可能です。急な資金調達が必要になった場合は、大阪のアルシエ株式会へ一度お問い合わせください。