個人事業主がファクタリングを利用できない理由とは?

個人事業主はファクタリングを利用できないという声が聞かれます。実際に利用できないわけではありませんが、できないことが多いです。利用できない理由としては、社会的信用度が低い・確定申告をしていない・売掛先と定期的な取引がないことなどが挙げられます。

法人よりも社会的信用度が低い

個人事業主がファクタリングを利用できない理由として挙げられるのは、社会的信用度の低さです。法人とは異なり、資金の使途がはっきりわからないので信用度をはかることができません。ほかにも債権譲渡登記ができるのは基本的に法人のみであるため、個人事業主はリスクがあると判断されやすいことも理由のひとつと言えるでしょう。

また契約してくれる場合でも、法人よりも手数料が高くなるケースがほとんどです。しかし近年では登記をしなくてもファクタリングできるケースがあり、利用できないとあきらめる必要はありません。個人事業主でも契約をしてくれる会社は存在します。信用を得るためには、売掛先との取引時に生じた契約書などをしっかり保管しておくことが大切です。

きちんと確定申告していない個人事業主が多い

確定申告をきちんとしていない個人事業主がいるため、ファクタリングを断られることがあります。断られる理由としては、確定申告をしていない個人事業主と契約をすると売掛金を回収できない可能性があるからです。ファクタリング利用の有無にかかわらず、確定申告は必ずしなければなりません。

個人事業主は社会的信用度がもともと低いので、信用を損なわないためにもきちんと確定申告をおこないましょう。確定申告時に提出する書類は、ファクタリングの際の資金状況を確認するためにも使われます。

資金状況を確認できないと信用が得られないだけでなく、格付けを得ることもできません。借金や資産がどれくらいあるのか判断してもらうためにも、確定申告はとても役に立つのです。

売掛先と定期的な取引がない

個人事業主は、売掛先と定期的な取引をおこなっていないことも少なくありません。定期的な取引がないと売掛先との関係性があまりよくないと判断されてしまう可能性があるため、場合によってはファクタリングを断られてしまいます。ファクタリングで売掛金を回収できないと利益を得られないことが、断られてしまう理由です。

十分な売掛金があっても、定期的な取引がないだけで契約を断られてしまうことがあるので注意しましょう。ファクタリングを利用するときには、一番取引をしている売掛金を利用すると審査が通りやすくなります。

個人事業主は信用度を高めて、契約をしてもリスクがないと判断してもらうことが重要です。大阪での資金調達でお悩みの個人事業主の方は、ぜひアルシエ株式会社にご相談ください。