ファクタリングによる資金調達事例|学習塾の場合

昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響は、飲食業界だけでなくさまざまな業界に暗い影を落としています。学習塾などの教育業界もそのひとつです。ここでは学習塾がファクタリングを活用して資金調達に成功した事例をご紹介します。
 

月謝滞納をする生徒が予想以上に多く計画通りの収入を得られず業績が悪化した

上述したとおり昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響は、飲食業界に限らず社会全体に及んでおり、学習塾も例外ではありません。学習塾の月謝を払うのは通っている子どもたちの親です。親の仕事に影響が出て収入が減ることになれば、学習塾もそのあおりを受けます。つまり収入が減ることで学習塾の月謝が支払えなくなって滞納したり、学習塾を退塾したりする生徒が増えるのです。
 
退塾する生徒が増えれば当然学習塾の経営は悪化しますし、月謝滞納する生徒が予想以上に増えてしまうと計画通りに収入を得られず、学習塾は経営難に陥ります。しかし現在の社会情勢がこのような状況だけに、滞納している生徒の家庭に月謝の支払いを強く催促するのも難しく、業績が悪化している学習塾も少なくありません。
 

学習塾のファクタリング活用事例

大阪にある学習塾がファクタリングを活用して資金調達した事例をご紹介します。
 
年商:1億2000万円
従業員数:10人
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:700万円
資金用途:学習塾の運営費
 
M社は大阪府内で5店舗を展開する中堅の学習塾です。コロナ禍における昨今の対応策として学習塾に通うことのできない子どもたちのためにインターネットを使ったIT学習にも力を入れています。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で月謝を滞納する生徒が予想以上に増えてしまい、資金難に陥ってしまいました。
 
そこで売掛債権をもとにファクタリングを活用して700万円の資金調達に成功したのです。何とかピンチを切り抜け、滞納している生徒たちの月謝も回収できる目途も立ちました。
 

急いでいるときも対応できるので学習塾経営の業績が悪化してもファクタリングなら対応可能

近年少子化はますます加速し、子どもの数がどんどん減ってきているため学習塾は少ない数の子どもたちを奪い合う熾烈な競争を繰り広げています。そこにきて昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で学習塾業界は大変厳しい状況です。特に中小の学習塾では些細なことが原因であっという間に倒産に追い込まれてしまいます。
 
予想以上に増えてしまった月謝滞納で急に業績が悪化した場合、金融機関に融資を申し込んでも審査などに時間がかかりすぐに資金調達することはできません。しかしファクタリングなら短期間で融資を受けられるため、急いでいるときでも資金調達が可能です。急な業績悪化で急いで資金調達が必要という方は、ファクタリングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。