ファクタリングによる資金調達事例|広告代理店業の場合①

急に現金が必要になったときの資金調達方法として、中小企業や個人事業主の方が多く利用しているのがファクタリングです。ここでは、広告代理店のファクタリング活用方法を、事例を交えながら詳しく解説します。

売り上げダウンに備え人件費を確保しておきたい

広告代理店の仕事は、クライアント企業からの広告活動の依頼があると、テレビやラジオ、ネットメディア、出版社などのメディアを使って、広告活動の代行をするのが主な業務です。広告代理店の主な収益はクライアントからの報酬と販売手数料になります。
かつてはメディアと言えば、テレビや新聞、雑誌などが主でしたが、これらの広告は減少し、かろうじて増えているのがネットメディアへの広告です。

景気が不透明な今は、企業も広告費に高額な金額を支払うことは少なくなりました。広告代理店では、クライアントから依頼があると、メディアに先払いをして広告枠を確保し、そこへ広告代理店が企画・作成をした広告を掲載します。
最近ではコロナ禍の影響で、広告費を削減するクライアントも増え、売り上げが下がっている広告代理店が多くなっています。人件費などの必要経費を確保するために、ファクタリングを利用されるようになっているのです。

広告代理店業のファクタリングの活用事例

年商:3000万円
従業員数:3人
調達額:300万円
調達日数:2日
都道府県:大阪府

大阪で、創業1期目のWEB媒体専用の広告代理店を営んでいます。サラリーマン時代の得意先の数社を、そのまま引き継いで取引をしているので、経営自体は順調にスタートをしました。しかし、新しく開拓した得意先の1社が倒産をしてしまい、その月の従業員への給料の支払いに困ってしまいました。

知り合いの同業者に相談したところ、ファクタリングのことを教えてもらいました。知り合いも急に資金が必要になったときに、何度か利用したことがあると言い、それならと思い相談しました。相談時には、担当の方が丁寧に説明をしてくれたのでとても心強く、資金調達が必要なときには、また利用したいと考えています。

広告代理店業の創業1期目はファクタリングでスピード現金化

広告代理店はクライアントから依頼を受けた広告活動を製作するための活動費や、メディアに広告枠の先払いをする必要があり、そのためある程度の運転資金が必要です。
クライアントが倒産するなど、急なトラブルで資金が必要になったときは、金融機関に融資を依頼するにも時間がかかってしまいます。そのうえ創業1期目となると、実績がないために審査を通過できない可能性もあるでしょう。
創業1期目ではそこまで大きな資本金を用意するのは難しいため、取引先の入金遅れや倒産などが生じると、当座の運転資金が枯渇する恐れがあります。急に資金調達が必要となった時には、最短数日で取引が完了するファクタリングがおすすめです。