ファクタリングによる資金調達事例|農業関連企業の場合①

コロナ禍で資金調達に苦しんでいる農業関連企業が増えています。そんなときは、ファクタリングを利用することにより、支払いサイトの長期化が可能になります。ここでは大阪でファクタリングを活用した事例について見ていきましょう。

農業関連企業は飲食業界のダメージを受けて資金不足に

農業関連企業には、コロナ禍の飲食業へのダメージの影響が波及しており、多くの企業が業績悪化や日々の資金繰りに苦しんでいます。飲食店が集中している東京や大阪などの大都市圏ではこうした状況はより顕著です。
コロナ対策として助成金や融資の制度があるものの、大量の申請が行われているため、支給や融資実行までには、多くの手間と時間がかかっていることは否めない状況です。
しかし、時間が経てば経つほど資金繰りが悪化していくことは避けられません。日々の資金繰りを少しでも楽にできる方法が必要になっています。
そこで、ファクタリングを利用して長期化している支払いサイトを実質的に短縮することを検討してみましょう。

農業関連企業のファクタリングの活用事例

農業経営におけるファクタリング事例をご紹介します。

地域:大阪府大阪市
年商:2500万円
社員数:5名
買取金額:250万円
調達日数:4日
資金使途:農業機材の購入

ある農業法人では、野菜を栽培して市場で販売していました。なんとか黒字経営をすることができていたのですが、ある日農協への未払金が発覚します。
仕方なく農業機材を購入するための資金で支払いを行ったのですが、これから繁忙期となるため人員を増加しなくてはなりません。農業機材の調子が良くないこともあり、できればそちらも早めに購入したいところでした。
追加で銀行の融資を受けるには時間的にも審査的にも厳しい状態です。調べてみると、信用取引の売掛分をファクタリングできることがわかり、さっそくファクタリングを申し込みました。
調査は2日ほどで完了し、3日目に契約を締結、4日目には資金が振り込まれました。早期に資金が調達できたため、人員と機材の両方をその年の収穫に間に合わせることができたのです。

支払いサイトが長期化し、ファクタリングを利用

農業関連企業においては、そもそも収入を得るまでの期間が長く、農繁期や農閑期などの時期によって収入が変動しやすいという問題があります。
また、自然災害や天候不良などで思っていたほどの収入が得られないというケースも考えられます。こうした状況では金融機関からの融資も難しいかもしれません。しかし、農業関連企業がファクタリングを利用することで農作物の収穫を待つことなく現金を得られるので、長期化している支払いサイトを短期化することができます。
売上を確定させてキャッシュを手に入れたいと考えている農業関連企業は、ファクタリングを検討してみてはいかがでしょうか。