ファクタリングによる資金調達事例|土木業の場合

大阪で土木業を営んでいる会社でも、資金調達方法としてファクタリングを利用する場合があります。工期が長く、その分支払いが後になってしまうからです。しかしファクタリングは銀行融資と比べると手数料が高いことから、利用を悩む声も聞かれます。この場合はファクタリングの借り換えによって、手数料を大きく抑えることが可能です。
 

ファクタリング手数料が高いので借り換えたい

銀行融資の手数料よりもファクタリングの手数料の方が高めです。しかしファクタリング会社によって手数料に幅があるために、現在利用している会社の手数料が高いと感じていれば、別のファクタリング会社へ借り換えると手数料を安くできる可能性があります。
 
例えばあるファクタリングの手数料が10%の場合、500万円の現金を調達すると50万円の手数料を支払います。手数料が7%のファクタリング会社に乗り換えれば、35万円の手数料で済み15万円分安くなります。手数料を安くするだけで、それだけ利益が上乗せされたのと同じともいえるのです。もしもキャッシュフロー改善のためにファクタリングを利用するならば、手数料が安い程改善の効果が期待できます。
 
通常はファクタリング会社で、借り換え禁止とはしていないので、他社との契約が可能です。借り換えても、前のファクタリング会社が使えなくなることもありません。
 

土木業のファクタリング活用事例

ではここで、大阪にある土木業者がファクタリングを利用して資金調達に成功した事例をご紹介します
地域:大阪府
年商:6,500万円
従業員:18名
売掛金:500万円
調達日数:3日
調達額:470万円
 
ある土木業会社は、利益率が高くて支払いが確実な実入りが多いので公共事業に満足していました。しかし親会社からの入金サイクルが遅めだったのです。ある工事での資材や機材、作業員の確保などに費用がかかってしまい、どうしても資金が不足したためファクタリング会社を利用。売掛金の入金が安定しているので審査も無事に通り、すぐ現金が振り込まれ、次の工事をスムーズに始められました。
 

より有利な条件で借り換えてファクタリング手数料を節約

ファクタリングを利用していると、手数料が高いと感じる方もいます。ファクタリングの借り換えは、既存のファクタリング会社を利用する中で、別のファクタリング会社を利用して資金調達する方法です。ファクタリング会社が買い取った売掛金をもう一度利用することはありません。最初のファクタリング会社との契約が終わった後に、別の売掛金を違うファクタリング会社に売却します。
 
ファクタリング会社の借り換えを行えば、手数料を大幅に安くできる可能性があります。他社の利用実績があれば借り換えによって手数料を安くでき、節約できるケースも少なくありません。ファクタリング会社の手数料が高いと感じたら、借り換えを検討してみましょう。