アパレル卸業はシーズン毎に仕入れをしなければならず、資金が必要になります。時には急なトラブルでまとまった資金が必要になることもあり、ファクタリングを利用して資金調達を検討しているアパレル卸業の方が増えています。
メインバンクの借入額がいっぱいになってしまった
アパレル卸業は支払いサイトが長い業界であり、取引先によっては2~3か月になることもあります。またシーズン毎にトレンドを意識した製品を仕入れる必要があるため、常に在庫を抱えている状態になっている企業が多いのが特徴です。そのため資金繰りに関しては課題になっている企業が多く、急にトラブルがあった際には既に金融機関から借入額が上限になっていて融資を受けることができないこともあり、資金調達に困るという声が多いのです。
アパレルの卸業のファクタリング活用事例
以下は、大阪でアパレル卸業を経営している方が、ファクタリングで資金調達に成功し事例です。
年商:8,000万円
従業員数:7名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約1,000万
資金用途;人件費などの固定費
15年前より大阪でアパレル卸業を経営しています。ベトナムや中国などの現地の契約工場と契約をして女性用の洋服や小物を生産していましたが、ベトナム工場の周辺地域が洪水になり、契約していた工場が一部浸水してしまったため、部品の交換をする必要が出てきました。アパレル業界は入金サイトが2~3か月のところがほとんどで、まとまった金額が入金されるのはまだ少し先でした。昨年に中国の工場の設備を新しくする際に、銀行から限度額の上限まで融資を受けたので、銀行でもう借りることができません。同業者に相談するとファクタリングのことを聞き、ぜひお願いしたいと伺ったところ、希望金額が2日後に入金されて安心しました。
資金調達の一種としてファクタリングが選択可能
アパレル卸業界のように資金繰りが課題になっている業界では、何かトラブルがあった場合に資金調達の方法を考えなければなりません。特に銀行などの金融機関から上限額まで借入をしている場合には、新たに融資を受けるのに時間がかかってしまいます。ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社が買取りするため借入ではありません。そのうえファクタリング会社と依頼する会社取引がおこなわれる2社間ファクタリングであれば、売掛債権を売買したことを取引先に知られることもないのも特徴です。審査に問題がなければすぐに入金されるため、急な資金調達が必要になった場合には大変便利です。資金調達についての課題をお持ちであれば、ファクタリングは選択肢のひとつとして知っておくと役に立つでしょう。