ファクタリングによる資金調達事例|介護事業者の場合

介護事業者は、利用者が確保できていれば介護報酬の支払いが確実に行われるので、収入が途絶えることはありません。しかし、突発的に資金調達が必要になった際には、資金調達する方法に苦慮することがあります。介護報酬債権を活用してのファクタリングなら資金調達が可能です。

デイサービスで使用する車両の故障やガソリン代の急激な高騰が悩みの種に

介護事業者のキャッシュフローの特徴は、前月分の介護報酬を1日から10日の月初めに請求して、さらに次の月の25日になってから報酬が支払われるということです。これでは、介護サービスを提供してから報酬が入金するまで2カ月、月初めに提供した介護サービスでは3カ月近いタイムラグが生じてしまいます。

そのため、新しく送迎付きのサービスに乗り出した場合や、職員を採用して利用者の定員を増やした場合などにも資金不足に陥りやすい傾向にあるのです。

さらに、デイサービスの送迎車の故障で急な資金調達が必要になったり、燃料費の高騰でガソリンや光熱水費の支払いが滞ってしまったりと予測できない支出があった場合には、対応できないこともあります。そんな時、介護報酬債権なら支払われることが確実なので、ファクタリングで活用しやすい債券と言えるでしょう。

介護事業者のファクタリング活用事例

大阪の介護事業者で、ファクタリングを活用して燃料費にあてて乗り切った事例を見てみましょう。

年商:1300万円
従業員数:8人
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:100万円
費用用途:人件費

大阪の介護事業者Aでは、年々暑くなる夏の冷房費がかさみ、燃料費の高騰により8月に請求された光熱費が例年の2倍近くになってしまいました。さらに、ガソリン代も急激に高騰しており、折り悪く送迎車のエアコンも故障してしまったのです。予想外の出費があったことで、15日支払いの職員の給与の資金調達が必要になりました。

銀行では融資の審査に時間がかかる上、書類の作成などにも手間がかかることからファクタリングを活用することにしたところ、2日で資金調達をすることができ、遅れることなく給与の支払いを行うことができました。

3社間ファクタリングでまとまったキャッシュを得て経営が安定

介護事業者がファクタリングを利用する際には、介護報酬債権の売掛先が都道府県の国民健康保険団体連合会になります。国保連のような公的機関は未払いの心配がなく信用度が高いため、ファクタリングの手数料が低く抑えられるでしょう。

また、介護事業者とファクタリング業者、国保連の3社間ファクタリングも事務的に行うことができますので、融資に比べると精神的な負担も大きくないこともメリットです。資金調達でお悩みの際には、ファクタリングを活用してみてはいかがでしょうか。