ファクタリングによる資金調達事例|システム開発業の場合

システム開発会社として成長を続けるには、優秀な技術者確保は欠かせません。通常は求人広告を出しますが、資金が不足していると困難な場合もあります。そんなときにファクタリングを利用する資金調達方法が有効です。

環境や設備は整っている!あとは優秀な技術者が喉から手が出るほど欲しい

システム開発会社として、開発環境や設備は整っていても技術者がいなければ開発は進みません。現在売り手市場となっており、開発に関する必要なスキルや経験を持つ人材が少ないのです。求められる経験やスキルは専門性が高いために、採用担当にも相応の経験や知識が求められます。

技術者の採用方法としては、求人媒体や人材エージェント、スカウトサービス、社員からの紹介などがありますが、それなりの費用が必要です。優秀な人材を確保するにはある程度コストをかけないといけません。しかし、会社によっては十分な採用のための費用が捻出できないことも考えられます。手持ちの現金が少ないときに利用できるのが、売掛債権を利用したファクタリングです。

システム開発業のファクタリング活用事例

年商:2億円
従業員数:9名
都道府県:大阪府
調達日数:2日間
調達額:500万円
費用用途:スタッフ確保のため

システム開発会社として、開業してから3年ほどの新規参入のシステム会社です。大手企業からも依頼があり、順調に業績を伸ばしていきました。ある日大型案件を受注できたため、新しく人材募集をすることになったのです。この業界は納品から入金までの期間が長いため、スタッフ確保のための手持ちの資金がほとんどありませんでした。

そこでファクタリングを利用し、600万円ほどの売掛債権によって早期に現金化できたのです。おかげで受注案件のプロジェクト終了まで、外注スタッフを確保でき、無事に事なきを得ました。

ファクタリング利用で募集広告や転職エージェントに要する費用を捻出して人材確保

システム開発会社はプロジェクトによっては多くの人材を必要とし、時には外注することもあります。しかし、外注スタッフを雇うにしても、ある程度の資金が必要です。手元の現金が不足しており雇う費用がない場合に、ファクタリングは有効な手段といえるでしょう。

ファクタリングは売掛債権を利用した資金調達方法であり、早期に現金化が可能です。銀行融資とは違い簡単な審査で済むために、買取から現金化までの時間が短く、最短で即日入金もできます。融資ではないので、会社の借金にはなりません。すぐに資金が必要な方に適した資金調達法です。