ファクタリングによる資金調達事例|アパレル業の場合

アパレル業は海外の工場でストライキが起こると資金繰りに苦しむことがありますが、ファクタリングを活用すれば素早く対処が可能です。ここでは、大阪のアパレル業者がファクタリングで資金調達した事例を見てみましょう。
 

海外の現地工場でストライキが頻発して賃上げせざるを得ない状況に

ここでは、アパレル業によくある資金繰りの悩みをご紹介いたします。
ファストファッションが人気になり、価格競争の生き残りをかけて工場を移転するアパレル業者も少なくありません。海外は生産コストが安いので同じクオリティのものを安く生産できます。しかし問題となるのが現地で起こるストライキです。
 
ストライキとは争議行為のことで労務を拒否することです。労働省の労働争議統計調査によると日本でのストライキの件数は2009年減少傾向にありますが、海外では賃金の値上げを求めてストライキを行うことも少なくありません。ストライキが起こると生産がストップし取引先への納期が遅れ、それによって入金も遅れることにより支払いが滞る可能性があるので注意が必要です。
 

アパレル業のファクタリング活用事例

年商:1億5000万円
従業員数:80名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約500万円
資金用途:イベント開催費用
 
将来を見据えて5年前に工場をベトナムに移転したアパレル会社です。昨年現地の従業員が賃上げを求めたストライキを起こし、本店のイベントなどの都合もあったため賃上げに応じることになりました。商品も無事届きイベントも大成功に終わりましたが、賃上げや内装工事の支払いで運転資金があっという間にショートしてしまったのです。友人に勧められたファクタリングを試したところ、電話のやり取りだけで売掛金の買い取りによって、資金調達ができました。イベントの費用も期限までに支払いでき、事なきを得たのです。
 

ファクタリング利用で工場に上乗せ支払いを済ませて生産継続

海外は日本よりもストライキが起きやすく、ストライキが起きると生産が停止してしまいます。品質にこだわっている場合は熟練の職人が必要なため、ストライキが起きた場合に新しく従業員を雇うという選択は難しいでしょう。海外に工場がある場合はストライキが起きることを考慮して、賃金の上乗せをしても生産が継続できるように運転資金は多めに準備しておいたほうが賢明です。
 
それでも資金繰りが難しい場合はファクタリングをご活用ください。ファクタリングであれば売掛金を現金に変えるだけなので、銀行の融資のように審査はございません。来店が不要で電話一本で利用できるので、突然のストライキなどでまとまったお金が必要になったらぜひご利用ください。