ファクタリングによる資金調達事例|情報サービス業の場合

ファクタリングは大阪の企業による活用事例も少なくありません。これからファクタリングを活用して資金調達をする際には、そのような事例のなかから同業他社によるものを探し、参考にしてみるのもよいでしょう。ここでは特に情報サービス業におけるファクタリング活用事例をご紹介します。
 

上場企業からシステム開発の発注があったが先払い必須の外注費が確保できない

ス業を営む企業では多様な顧客を相手に情報を提供するなど、業務上必要なシステムやソフトウェアなどを販売することで収益を得ています。その業務の過程では調査費や開発費などの多くのコストが発生することから、場合によっては資金繰りが困難になり、その支払いが一時的に難しい状態に陥ってしまうこともあるでしょう。
 
例えば上場企業からシステム開発の発注があった場合、案件規模が大きいと先払い必須の外注費が支払えなくなってしまうこともあります。このようなケースではリスクが大きく、調達までに時間もかかる借金をするのではなく、ファクタリングを活用して売掛金を前倒しで現金化し、外注費に充てるのがおすすめです。
 

情報サービス業のファクタリング活用事例

情報サービス業を営む企業におけるファクタリングの活用事例も少なくありません。ここでは兵庫県にあるA社の活用事例を見ていきましょう。
 
・年商:6,000万円
・従業員数:10名
・調達額:300万円
・都道府県:兵庫県
・調達までに要した日数:1日
 
A社では企業が必要とする情報を収集し、それらを資料化したものを提供する事業を営んでいました。この事業では独自に調査を行わなければならず、その過程では多くのコストが発生しやすいことから、一時的に人件費や調査費などの捻出が困難となってしまったのです。
 
一方でA社には業務上売掛金が発生しやすいという傾向もあったことから、ファクタリングでそれらの現金化を行い、わずか1日で300万円の調達に成功しました。
 

ファクタリングの資金をもとに受注・納品できたことにより利益を確保

A社の事例では売掛金が発生しやすいというデメリットがファクタリングを活用することでメリットに変えることができたといえるでしょう。情報サービス業ではA社のように売掛金が発生しやすくなっている企業が多く、資金調達手段としてファクタリングは極めて有力な選択肢となります。
 
ファクタリングで得た資金は受注や納品時に必要なコストに充てることができ、業務の円滑化に役立てることが可能です。また、上述したようにファクタリングには借金のようなリスクがないという魅力もあることから、一時的に資金繰りが困難となってしまった際には有効活用するのがよいでしょう。