ファクタリングによる資金調達事例|内装仕上工事業の場合

建物の最終工程でもある内装仕上げ業では、工期の遅れにより予定通りに工事代金が入金されず資金繰りに悩む業者もあります。ここでは、内装仕上げ業のファクタリング利用について事例を交えながら解説します。
 

前任の職種の工事が終わっていない!スケジュールが遅れて資金ショート

内装仕上げ業は建物の内部の壁紙やフローリング、タイル貼りや備え付けの家具を製作するなど建物の総仕上げをする業種です。特に多いのが壁や床材の貼り付け作業で、単発での仕事であればスケジュールの遅れはあまりありません。しかし、新築の場合では基礎から始まりそれぞれの工程で作業をする職人が異なります。
そのため前任の職種の工事が長引けば、その分内装仕上げのスタートが遅れるため工事終了が遅れてしまうのです。
建築業ではすべての工事が終わってから工事代金が支払われるため、工事が遅れると資金がショートしてしまい、資金調達をしなければならいことも考えられます。
 

内装仕上工事業のファクタリング活用事例

年商:2,500万円
従業員数:3名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:200万円
費用用途:給与、その他経費
 
5年前に独立をして内装仕上げ業を営んでいる事業者です。
業務内容はリフォーム工事や新築の内装仕上げを主にしており、単発の仕事であれば都合に合わせて組んだスケジュールに沿って作業ができます。しかし、新築のビルやマンションの場合は他の業種の作業が終わらず、予定よりも作業が遅れてしまうことがあるのです。
工事代金はすべての工程が終了した後に支払われるため、遅れると従業員の給与やその他の毎月の支払いに支障が出てしまいます。
同業者に相談するとファクタリングを利用することを勧められました。アポイントを取って訪問すると、ファクタリングについて色々と説明して頂き、説明もわかりやすく借金ではないと聞いて思い切ってお願いすることにしたのです。
2日後には希望額が入金されており、無事に給与の支払いなどにも間に合いました。今後もこういった資金調達が必要なときには利用する予定です。
 

資金不足はファクタリングで賄い内装の変更にも対応

建築業界は他の起業に比べるとキャッシュフローが長く、工事代金を受け取るのが2~3ヵ月後になることも少なくありません。
事例でもあったように、内装仕上げ業は最終工程になるので前任の工程が遅れてしまうと、スケジュールが遅れてしまい、そのしわ寄せがきてしまいます。
ファクタリングは売掛債権をファクタリング会社が買取るため借金ではありません。
その上、保証人の必要もなく2社間ファクタリングであれば取引先に知られることもありませんので安心してご利用頂けます。
ファクタリングを申請する手続きも必要書類を提出し、審査後に問題がなければ数日で入金が可能です。