ファクタリングによる資金調達事例|通販業の場合

ファクタリングは資金調達手段のひとつで、大阪の通販業でも活用されています。クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用することが多い業界でもあるので、入金のタイミングが遅く資金繰りに苦しい場面でも役に立つ方法です。ファクタリングの活用事例とメリットをご紹介します。
 

クレジットカード決済がメインだから入金までのタイムラグで経営が厳しく

インターネットを利用した通販業は、コロナ禍の影響もあり業績を伸ばしています。決済方法はクレジットカードが主流になってきましたが、入金されるまで時間がかかるのがネックです。一方で、販売商品の仕入れや店舗運営費用の支払などがあるため、早めに仕入れ費用などが必要になります。こうした出金と入金との間にタイムラグがあると、事業の運営費用などにしわ寄せが来てしまうことも考えられるのです。そのため事業の経営にも悪影響を与えてしまいかねません。
クレジットカードの売掛債権をすぐに現金化できるファクタリングなら、タイムラグのある通販業でも支払いに間に合わせることも可能です。
 

通販業のファクタリング活用事例

年商:100億円
従業員数:30人
都道府県:大阪府
調達額:300万円
費用用途:仕入れ費用
 
大阪で通販業を営む会社の事例です。新型コロナ感染症の影響もあり、インターネット販売は堅調に推移していました。ただ、売り上げのうち、ほぼ半分はクレジットカードによる決済が使われているのが難点です。クレジットカード会社から売上債権が入金されるのはほぼ1か月後のため、支払いのタイミングと合わないことが出理由でした。販売商品の仕入れは継続的に行う必要があるので、タイミングによっては仕入れ資金が不足し、資金繰りが難しくなってしまったのです。
そんなときにファクタリングを知人から紹介され、すぐに電話しました。数日後にはクレジットカードの債権が現金化され、仕入れ費用の入金にも間に合わせることができたのです。
 

資金が確保できて経営も安定!ファクタリング後は新商品の開発にも着手

ファクタリングは業績があまりよくない場合であっても、売掛債権の発行元が信用できるところであれば早期に現金化できます。クレジットカードでの支払いが主流の通販業でも、大いに役立つ資金調達方法です。
通販業では仕入れと入金のタイミングがうまくかみ合わず、資金繰りが困難になるケースもあるため必要な時に現金化する事で、経営も安定させることができます。
事業が安定すれば資金にも余裕が生まれ、新たな商品の開発などにも費用を充てることが可能になるでしょう。ファクタリングは事業の安定とその後の発展にも貢献します。