ファクタリングを利用すべきタイミングとは？

2020/08/24

売掛債権を現金化するファクタリングは、大阪でも企業の資金調達の強い味方です。融資を検討するべきかファクタリングを検討するべきか迷っている方のために、ファクタリングを利用すべきタイミングをご紹介します。

「あてにしていた大阪の銀行の融資が受けられず支払期限までに資金が用意できない」、このような危機的な状況に陥ってしまったなら、ファクタリングを利用すべきタイミングです。

一般的な銀行やノンバンクの融資には審査があり、融資を申し込んだ企業の経営状況が審査されます。しかしファクタリングで重視されるのはファクタリングを申し込んだ企業の経営状況ではなく、ファクタリングで現金化する売掛債権の売掛先の経営状況なのです。

通常の融資とファクタリングでは融資の審査対象が異なり、ファクタリングでは取引先に支払い能力があると判断されれば審査に通ります。そのため、銀行などの融資の審査が通らなかった場合でも、ファクタリングであれば資金調達ができる可能性があるのです。

大阪でも納税時期などには一時的に多くの資金が必要になります。期日までに納税分を確保できるようであれば資金繰りに頭を悩ませる必要もないでしょう。しかし、もしも急遽多額の資金調達をしなければならなくなったなら、ファクタリングを利用すべきタイミングです。

ファクタリングは現金化する売掛債権の金額の範囲で、ファクタリングを申し込んだ企業の経営状況とは関係なく資金を得ることができます。事業者ローンなどに比べ、資金が手元に入る速さ、資金調達できる額の大きさのいずれにおいても勝ります。

手数料はかかりますが、審査を受けるのは取引先の状況なので、苦しい時にさらに追い打ちをかけられるような状況にはなりにくいといえるでしょう。

帳簿上は利益が出ているのに手元に現金がない状況になってしまったら、ファクタリングを利用すべきタイミングです。

費用の支払いと売り上げの入金の時期にずれがある業種では、次の事業のための資金繰りが間に合わなくなることがあります。そのため入金サイクルが遅い業種では、利益は計上されているのに運転資金や手元に残っている資金が枯渇したため倒産、いわゆる「黒字倒産」のリスクが高まるのです。

ファクタリングはまだ現金化されていない利益である売掛債権を買い取ってもらう仕組みなので、借り入れをする際のようなストレスを感じずに済むこともメリットといえるでしょう。その企業のお金の動きの特徴に合わせて上手にファクタリングを活用すれば資金繰りが楽になります。