ファクタリングによる資金調達事例|個人内装業の場合

ファクタリングは売掛債権を活用して資金調達をするサービスです。借入ではないため融資を受けるのが難しい個人事業主でも利用できます。特に、内装業のように施工代金が後払いの職種には、手元の資金不足を解消できる点がメリットです。

受注案件が重なった!材料費や外注費などの先出しの資金が足りない事態に

内装業は工事をした代金が後払い形式になっているのが一般的です。しかし、その一方で工事期間中の資材の購入費や人件費、その他の固定費の支払いは毎月支払わなければなりません。しかし、予定通りに工事が完了すれば良いですが、工事期間が長引くと必然的に取引先からの入金が遅くなるため、予定通りに入金されないことも多いようです。また、個人内装業の場合は受注案件が重なると、施工に必要な材料費や人材確保のために外注しなければならず、その資金は先に支払います。そのため、資金不足になりやすいのです。このような場合にファクタリングを利用することで、売掛債権、すなわち完成時に支払われる予定の工事代金を現金化し、資金調達ができます。

個人内装業のファクタリング活用事例

ここでは、大阪府でのファクタリング事例をご紹介します。

年商:2000万円
従業員数:2人
都道府県:大阪府
調達日数:3日
調達額:250万円
費用用:資材費や外注費

独立して3年になる内装業の会社です。工期の遅れなどで、買掛先への支払いが遅れそうになった月もありますが、なんとかやり繰りできていました。しかし、同じ時期に受注案件が重なり、そのための資材費や人員の確保に資金が必要になったのです。銀行融資は時間がかかる上に、前年度は赤字申告をしているので融資は難しいと言われました。そこで、利用したのがファクタリングです。赤字申告でも条件によっては利用できると聞いて問い合わせると、税金の分納手続きをしているため利用可能となりました。早速依頼し、3日後には無事希望額が入金されたのです。

個人事業主で赤字申告でもファクタリングなら即日に資金調達!現場も全てこなせて売上もUP

ファクタリングを利用する方からのご質問で多いのが「赤字申告でも利用可能か」という内容です。結論から言うと赤字申告でもファクタリングは利用できますが、そのためには条件をクリアしていないといけません。なぜ、赤字申告でも利用できるかと言うと、ファクタリングでは利用者ではなく売掛先である取引先の経営状態が重要となるためです。簡単に言えば、取引先の企業の経営が安定していれば、ファクタリング会社が買い取りをした売掛債権を回収できるので、利用者が赤字決済であっても問題がありません。しかし、利用者が滞納している税金を分納手続きしていないと売掛債権を差し押さえられてしまうため、ファクタリング利用時の審査が通らないことがほとんどです。ご利用の際には、まずはファクタリング審査を通過できるか確認することをおすすめします。