ファクタリングによる資金調達事例|運送業の場合

ファクタリングは、トラックなどの高額製品をリース契約で導入することのある運送業にも適している資金調達方法です。トラックを新規導入する大阪の運送業でも見られる、ファクタリングの活用事例についてご紹介します。

銀行からの借り過ぎが原因!新規でトラックを導入したいがリース会社の与信審査が通らない

運送業では、長期契約で中途解約が難しいリースでトラックなどの運送用車両を調達することが少なくありません。リースにかかる経費はやや割高にはなりますが、月々のリース料を支払うことで高額なトラックの導入が可能になるのです。リース契約では、契約者の代わりにリース会社が製品を購入して貸し出しています。そのため、リース会社のリスクを減らすため、契約期間中のリース先の支払い能力を確認する与信審査が必要です。この与信審査では、借り入れがどの程度あるかも確認されるため、銀行からの借り入れが多い場合などは、通らない場合もあるのです。
銀行などからの借り入れを、与信審査が通る程度に抑えておくことは、運送業に多い悩みだと言えるでしょう。

運送業のファクタリング活用事例

トラックの運送業で、銀行からの借り入れを増やしすぎないために、ファクタリングを利用した事例をご紹介します。

年商:8,000万円
従業員数:8人
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約500万円
資金用途:運転資金

大阪で運送業を営んでいるA社の事例です。従業員を増やして、リースでのトラック増車を予定していましたが、銀行からの借り入れが多く、今以上に借り入れを増やしてしまうとリース契約の与信審査が通らない可能性が高くなることを懸念していました。そのため、銀行からの借り入れではなく、ファクタリングを利用することで、与信審査に影響を与えずに、つなぎ資金を調達することに成功したのです。無事リース契約の与信審査も通り、稼働できる車両の数を増やしたことで、年商もアップさせました。

ファクタリングでトラックを新規導入!銀行からの借入を控えて運転資金をファクタリングで調達する経営方針に

運送業のように、リース契約で高額な車両を導入することのある業界では、銀行からの借り入れをリース契約の与信審査に影響を与えない程度に抑えることが大切です。与信審査に影響を与えるのは銀行からの借り入れだけでなく、全ての借り入れですが、売掛債権の現金化であるファクタリングは、借入金としてカウントされません。
ファクタリングを申し込む際にも審査はありますが、ファクタリングの審査は売掛先の企業の支払い能力の審査であることも、ファクタリングが活用しやすい理由のひとつです。売掛債権の金額によっては、トラックを新規購入する際にも借り入れではなくファクタリングで資金調達することも可能になります。