ファクタリングによる資金調達事例|食品加工工場の場合

資金繰りが悪化する原因のひとつに売掛先の倒産があります。倒産した売掛先への依存度が高ければ高いほど、被害は甚大です。依存度の高い売掛先が倒産した場合、今後の事業についても見通しが経たなくなるため、銀行をはじめとする金融機関から資金調達も難しくなってしまい、経営の立て直しが難しくなりがちです。急な売掛先の倒産で当座の運転金が必要な場合に、活用したいのがファクタリングでの資金調達です。まずはファクタリングで資金調達を行い、当座の運転資金を確保した上で、経営の立て直しを計りましょう。

売掛先が倒産して資金繰りが不安定に

依存度が高かった売掛先が倒産してしまうと、資金繰りが不安定となり、運転資金の枯渇につながります。当座の運転資金がなくなれば、例え次月の売掛があったとしても、そのまま倒産に追い込まれてしまうことにもなりかねません。もしも、そのような状況に追い込まれてしまったら、ファクタリングの活用を検討しましょう。依存度の高かった売掛先が倒産してしまった場合も、他の売掛先があるなら、次月の収入を売掛債権としてクラウドファクタリング会社に買取ってもらうことで、当座の運転資金を確保することが可能です。

食品加工工場のファクタリング活用事例

ここで売掛先が倒産して、運転資金が枯渇してしまった食品加工工場のファクタリング活用事例について見てみましょう。

年商:5億円
従業員数:15名
都道府県:北海道
調達日数:1日
調達額:約350万円
資金用途:運転資金

主要な取引先だった売掛先の急な倒産により経営危機に立たされたこちらの企業の場合、資金繰りの目処が立たず苦しい状況に追い込まれていました。主要な取引先が倒産したことで銀行などの金融機関による融資も難しく、インターネットで見つけたクラウドファクタリング会社に相談したところ、すぐに売掛債権の買取が完了し、運転資金を確保することができました。主要な取引先の倒産は、今後の経営にも大きく響きましたが、当座の運転資金が確保できたことで、新たな取引先を開拓する余裕も生まれ、経営の立て直しに取りかかることも可能となったのです。

ファクタリングを利用しておけば売掛先が倒産しても返金不要

ファクタリングを活用する上で知っておきたいのが、クラウドファクタリング会社に買い取ってもらった売掛債権に関する知識です。クラウドファクタリング会社に買い取ってもらった債権の売掛先企業が倒産してしまった場合も、基本的に売掛債権を持っていた企業は責任を負わなくて済みます。これを「償還請求権なし」といい、つまり売掛先が倒産しても返金は不要ということになります。

実際に売掛先の倒産を事前に知ることは難しいのが実情ですので、もしもの時のためにもファクタリングの仕組みを理解しておくようにしましょう。急な売掛先の倒産で運転資金に困ってしまった時は、大阪のアルシエ株式会社に一度ご相談下さい。