融資は受けられないけれどお金が必要な時にファクタリングが利用されるケース

「資金調達を検討しているけれど、融資を受けられない」と悩む方でもファクタリングならお金を用意できる場合があります。いわゆるブラックリストにあたる状況の場合です。資金繰りができず困っている方は検討してみましょう。

事業者が融資を受けられない状況の例

事業者が資金調達で融資を受けたくても受けられない場合があります。まずは設立年数が浅い場合です。この場合、事業者としての信用を見るための決算書が1年未満で用意できない、もしくは用意できても数年のため、信用として判断できない状態のため融資が受けられません。また、赤字決算になっている場合では、貸したお金が返ってこないと判断されるため、融資を受けることが難しいといわれています。そして、過去や現在に支払いの遅れがある場合です。信用情報機関を確認することで、支払い遅れが発覚した場合や税金を滞納している状況では貸し出したお金も返ってこない可能性が高いと判断されます。

ファクタリングは「債権の売買」だからブラックリストに載っていても出来る

ファクタリングは、融資を断られてしまっている事業者でも利用できます。なぜなら、ファクタリングは売掛金を債権譲渡売買するからです。すでに納品や契約の作業などを完了しており、入金を待っている状況では事業者が債権者にあたります。ファクタリングは債権者としての権利を購入する方法で、入金を待っている状況をそのまま事業者からファクタリング業者へ引き渡して買い取るという仕組みなので、資金を貸し出す融資ではありません。そのため、審査は返済できるかどうかではなく、実際に売掛金があるかどうか、売掛金を回収できる信頼があるかが重要なのです。返済能力を求められる融資よりも、大幅に資金調達できる可能性が高いので、信用情報にブラックリストとして掲載されていて利用できます。

ファクタリングに見せかけた貸金には注意

ファクタリングでも、実質的には賃金にあたる事例には注意しなければいけません。それは給料を受け取る権利の一部を、給料日が到達する前に安く買い取りするファクタリングです。事前に給料の8~9割など一部に相当する金額を受け取り、給料日を期日として給料金額全額の返済を求めるのが賃金ファクタリングにあたります。賃金は直接支払う必要があるので、給料はファクタリングできません。利息制限法を超える金額や貸金業者として登録されていなければ闇金にあたります。あくまでもファクタリングは売掛金、つまり労働者ではなく事業者として支払いを受け取る権利が該当するのが特徴です。事業者で融資を受けられない事例として、返済の信用となる材料がない場合があります。しかし、ファクタリングであれば債権を買い取りのため、融資とは異なり信用情報に悪い情報があっても利用可能です。大阪で安心してファクタリングを行いたい方はアルシエ株式会社にご相談ください。