ファクタリングによる資金調達事例|広告代理店業の場合

小規模な広告代理店が、大手代理店の下請けとして仕事を受けることが増えています。クライアントの都合次第で、期日に報酬が入金されないこともあるのです。大阪の小さな広告代理店が、ファクタリングを活用して資金調達し危機を乗り切った事例をご紹介します。
 
 

一緒に下請けとして対応していた他代理店の納期遅延を理由に報酬が入金されない!

広告代理店は、広告を出したい企業と掲載するメディアを仲介するのが本来の業務です。しかし近年では、大手広告代理店が広告の企画・制作まで請け負うようになり、ひとつのプロジェクトを複数の代理店に下請けとして外注することが多くなりました。
小規模な代理店が下請けとして対応することは、営業活動などをすることなく継続して仕事が貰えるメリットがある反面、報酬支払いの遅延といったリスクと背中合わせといえます。
大阪の広告代理店A社は、大手代理店のプロジェクトの一部を請け負い、1200万円の報酬を得る予定でした。しかし報酬は期日になっても入金されません。問い合わせたところ、一緒に下請けとして対応していた他代理店が納期を遅延したため、A社への振り込みも遅れているとのことでした。
 

広告代理店業のファクタリング活用事例

このプロジェクトのために映像機材を一新し、新たにカメラマンを雇用していたA社。支払いの期日が迫る中、ファクタリングを活用することを決心した企業の事例です。
 
年商:2億円
従業員数:7人
調達日:2日
調達額:600万円
費用用途:映像機材費・人件費
 
A社にとって、入金の遅れは大きな痛手です。急いで銀行に連絡しましたが、審査があり、すぐに融資をすることは難しいとの回答でした。困っていたところ知人からファクタリングのことを教えてもらい、売掛金を現金化することで難局を乗り切ろうと決め、600万円の資金調達に成功したのです。
ファクタリングの最大のメリットは、資金調達までのスピードです。A社の場合も、依頼からたった2日で現金を調達することができました。
 

ファクタリングでスピーディーに資金調達!予定の支払いも済ませピンチを乗り切る

下請け対応の仕事は、納品から1~2か月後に報酬が入金されるという特徴があります。さらにクライアントの都合で報酬が期日に入金されない場合もあり、資金に余裕がない会社では給与や経費の支払いが滞ってしまうリスクもあるのです。このようなときには、ファクタリングでの資金調達が便利です。
 
ファクタリングは、融資ではありません。売掛債権を使って資金を調達するので、審査はなく保証人や担保も不要です。
また、ファクタリングは借金ではないので、会社の信用情報を傷つけることがないのも魅力のひとつと言えます。クライアントからの入金が遅れ、支払いが滞ってしまうといった危機に直面したとき、ファクタリングを検討してみてはいかがでしょうか。