ファクタリングによる資金調達事例|電気工事業の場合

電気工事業では臨時に資金調達が必要になることや、取引先の都合によって資金調達が必要になることがあります。ここでは、取引先の依頼によって資金調達が必要になった事例を交えながらファクタリング利用についてご紹介します。
 

取引先から支払いサイクルの変更依頼!資金ショートは免れられない

電気工事業等の建設業界は請負契約になるため、依頼された工事がすべて完了するまでは人件費や現場までのガソリン代等の必要経費を負担しなければなりません。そのうえ、他の業界に比べると入金サイトが長いため、資金繰りに苦労する事業所が多いのが実情です。
 
中には取引先から支払いサイクルを延ばして欲しいと依頼があり仕方なく応じたものの、その期間は入金がない状態になるため資金調達が必要になるケースも少なくありません。
 
こうした次の入金までに資金調達が必要な場合におすすめしたいのがファクタリングです。ファクタリングは借入ではなく、売掛債権をファクタリング会社に買取してもらい現金化する方法で、大阪でも多くの業界の方が利用しています。
 

電気工事業のファクタリング活用事例

奈良市で電気工事業を営む会社の事例です。
 
年商:3,000万円
従業員数:3人
調達額:200万円
都道府県:奈良県
費用用途:給与など必要経費の支払い
 
長年取引をしている大口の取引先から、急に翌月より支払いサイトを「月末締、翌月末払い」から「月末締、翌々月払い」に変更して欲しいと依頼がありました。そうなると1ヶ月間入金がない状態になり、従業員の給与や事務所の賃料など、必要経費を支払うため資金調達をしなければならなくなったのです。
 
大口の取引先なので断ることができず承諾しましたが、次の入金までの資金を調達しなければなりません。そこで知り合いから債権を買取してもらうファクタリングについて教えてもらい、早速大阪のファクタリング会社へ相談し、債権の現金化に成功したのです。希望額の200万円が2日後に振り込まれ、なんとか資金ショートせずにすみました。
 

取引先へ資金繰り状況を相談!手数料が安い3社間取引にてファクタリングを実行

事例にように次の入金までの短期間の資金調達には、ファクタリングがおすすめです。ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2つの方法があり、2社間ファクタリングは取引先に知られることなく素早く債権を現金化できますが手数料が高くなります。
 
一方で3社間ファクタリングでは、取引先の承認が必要になることから2社間ファクタリングに比べると手続きに時間が必要になりますが、貸し倒れのリスクが低くなるために審査が通りやすくなり、そのうえ手数料が安くなります。ファクタリングの手数料を抑えたい方や取引先にファクタリングを利用することを知られても問題ない方には、3社間ファクタリングがおすすめです。