幅広い業種で資金調達手段として活用されているファクタリング。その利用を検討する際には同業他社の活用事例を参考にするのがおすすめです。今回ご紹介するのは、売掛金が発生しやすいインターネット通販業における活用事例です。
キャンペーンをしたいが手持ちの資金に余裕がない
新型コロナウイルスの流行が始まって以降、インターネットを利用した通信販売はより広く活用されるようになり、独自のECサイトを運営している企業などでは新規顧客の獲得を目的としたキャンペーンが行われるようになりました。
おおがかりなキャンペーンを行う際には、当然相応の資金が必要です。しかしながら、インターネット通販事業では支払いにおいてクレジットカードが使用されるケースが多いことから、カード会社からの支払いが行われるタイミングの関係から、まとまった資金を用意できなくなってしまう企業も少なくありません。
とりわけインターネット通販を事業の軸としている中小企業ではこのような事態が発生しやすく、その対応策としてファクタリングが活用されるケースも少なくはないのです。
インターネット通販業のファクタリング活用事例
インターネット通販業においてファクタリングを活用する際にも、同業他社の活用事例を参考にするのがおすすめです。ここでは大阪にあるA社の事例を見てみましょう。
<インターネット通販業を営むA社によるファクタリング活用事例>
年商:3,000万円
従業員数:5名
都道府県:大阪府
調達日数:即日
調達額:200万円
費用用途:新規顧客獲得のためのキャンペーン資金
輸入雑貨の販売を行っていたA社では新規顧客獲得のためのキャンペーンを企画しましたが、予算が200万円ほど足りず、クレジットカード会社からの入金を待たなければならない状況に陥っていました。
A社ではこのクレジットカード会社との間で発生していた売掛金200万円をファクタリングによって現金化。即日での調達に成功したことから、予定通りキャンペーンを開始することができました。
クレジットカードの売上を売掛金としてファクタリングを利用!
ファクタリングとは事業で発生した売掛金を前倒しで現金化する資金調達手段です。クレジットカードの売上もこの売掛金に該当することから、クレジットカードによる支払いが多いインターネット通販業は特にファクタリングとの相性がよく、実際に多くの企業がこの方法による資金調達に成功しています。
ファクタリングでは将来的に必ず振り込まれる売掛金を利用することから、ローンとは明確な違いがあります。そのため、利用に際して審査に通過する必要がない点は最大のメリットといえるでしょう。インターネット通販業においてまとまった額の現金が必要になったら、ファクタリングの活用をぜひご検討ください。