ファクタリングによる資金調達事例|システム開発業の場合

システム開発を行うのに必要なのは、開発環境となる高性能PCだけではなく、それを動かす人材が何よりも大切です。しかし、人材を雇うための求人広告を出すには、高額の費用がかかります。費用が捻出できないときの資金調達方法として、ファクタリングが利用可能です。

社員が突然退職!?即戦力で稼働できるフリーのエンジニアを確保したいが前払金が払えない

システム開発会社は小規模な会社であるケースが多く、最低限の人数で長期間残業を行いながら受注案件を納品しているところも少なくありません。どの会社でも突然社員が退社することも珍しくありません。特に優秀な人材は確保しにくく、システム開発会社にとって死活問題です。

代金の支払いは通常受注した案件を開発して納品した後になるため、システム会社では支払いを受けるまでに自前で開発費用をまかなわなければいけません。そんなときに社員が退職しフリーエンジニアを探すために求人を出そうと思っても、手持ち金が足りない場合もあります。もしもすぐに現金が必要ならば、売掛債権さえあればファクタリングで資金調達が可能です。前払金を受け取ったことで、事業を起動に乗せた事例もあります。

システム開発業のファクタリング活用事例

年商:3億円
従業員数:10名
都道府県:大阪府
調達日数:2日間
調達額:800万円
費用用途:人材確保

大阪府に事務所を構える小規模なシステム開発会社です。これまで運送会社向け業務システムや売上管理システムなどを開発していました。
ある日、取引先から大型案件の相談を受けたタイミングで、社員の一人が急に退社してしまいました。人材を補うため、即戦力となるフリーエンジニアを雇うことにしましたが、求人広告の費用が不足してしまう事態になったのです。銀行では審査に1ヶ月以上かかってしまいます。そんなときに知ったのが、ファクタリングです。早ければ即日で現金が確保できるということで早速問い合わせました。審査にそれほど時間はかからず、2日後に振り込まれたのです。

即日のファクタリングで資金調達!前払いで事業を速やかに軌道修正

ファクタリングは売掛債権さえあれば利用できる方法であり、報酬が後払いの企業で多く使われます。銀行融資の場合は審査に数週間以上かかりますので、すぐに資金調達するには適していません。ファクタリングなら早ければ即日で現金が手に入り、遅くても数日で済みます。また銀行よりも審査が厳しくないことも、魅力のひとつです。

システム開発会社でもファクタリングで資金調達が可能です。必要なのは売掛債権であり、審査基準は、自社経営の状況や取引先の信頼性などです。ファクタリング会社が売掛債権を買い取る形となっており、銀行融資とは違い利用しても借金はできません。成功報酬型で収入の受け取りが先になっているシステム開発会社では、事業が困難になったときファクタリングで速やかに資金調達が可能です。