ファクタリングによる資金調達事例｜人材派遣業の場合

人材派遣業は支払いサイトが長く、派遣先企業と派遣スタッフとのトラブルで突発的な出費が発生するなど、経営が不安定になりやすい業種です。ここでは、ファクタリングを活用して、広告費用の充当と人材確保を行えた事例をもとに、ファクタリングの特徴やメリットについてご紹介します。

起業したばかりで人材確保が難しい！仕事の依頼で大チャンスでも広告費用が捻出できない

人材派遣業では、派遣先企業から依頼を受けて派遣スタッフを紹介し、その報酬が支払われることで経営が成り立っています。また、派遣先の企業からの入金が数ヶ月後となることが多く、派遣スタッフへの給与は日払い、週払いであることから、手元の資金が不足しがちな業種です。企業から依頼が来た場合には売上増加のチャンスですが、特に派遣業を起業して間もない場合、手元の資金が不足し、人員募集の宣伝や広告費用を捻出できずに依頼を断るケースもみられます。手元の資金が少ないために、せっかくのビジネスチャンスを逃すのは非常に惜しいことです。新たな資金調達の方法を確保しておけば、ビジネスチャンスをしっかり掴むことができ、経営の安定化にも繋げられるでしょう。

人材派遣業のファクタリング活用事例

ここでは大阪府の人材派遣業を営む会社でのファクタリング事例をご紹介します。
年商：6,000万円
従業員数：10人
都道府県：大阪府
調達日数：3日
調達額：約500万円
資金用途：求人広告・宣伝費

大阪府で人材派遣業を営むA社は、起業して間もなく、大口の案件でB社から人員募集の依頼を受けました。ところが、起業したばかりのため、手元に現金が入るのが数ヶ月先であり、すぐに求人広告や宣伝費用を捻出できない状況だったのです。この案件を受けることができれば、大幅に売上アップを見込めますが、銀行融資を検討するも過去の実績が乏しく、審査も厳しいため諦めてしまいます。そこで、友人に聞いたファクタリングを活用することにしたのです。結果、ここ最近の実績で派遣先企業の信頼性を認めてもらえたことから、3日間で500万円を調達でき、求人広告宣伝費の用意と人材確保ができました。

ファクタリングで広告費用を捻出！人材を増員してビジネスを軌道に乗せることに成功

人材派遣業は、支払いサイトが長く、派遣先企業の倒産で売掛金を回収できない可能性や、派遣先企業と派遣スタッフの間での突発的な賠償金の支払いなどで、経営が不安定になりやすい業種です。今回のように人材派遣業を起業したばかりでも、ファクタリングなら活用できます。得られた資金を求人広告や宣伝費用に充てることで、案件を受け入れられるでしょう。人員を増やすことができれば、経営を良い方向に運ぶこともできます。ファクタリングでは銀行の融資のように面倒な審査がなく、起業して間もない会社でも利用しやすい方法です。