ファクタリングによる資金調達事例|アパレルデザイン企画業の場合

アパレル業界は支払いサイトが比較的長い業界です。そのうえ材料費を先に発注をするため、大口の注文が入ると資金調達が必要になる企業が多くなっています。
今回は、事例を交えながらアパレル企画のファクタリング利用について解説します。
 

大手との取引では入金よりも支出が先行するため受注ができない

アパレル企画では受注を受けると、材料費や外注費を先に支払う必要があります。大手との取引となると大口の注文になることが多いため、材料費だけでも大きな金額になります。その他にも人件費などの毎月の固定費も必要になるため、資金調達が必要になることも少なくありません。
また、アパレル業界は他の業界に比べると支払いサイトが長く、受注から納品までに2~3か月かかり、納品後の1~2か月後の入金になるため、その間の資金調達は重要になります。特に大手との取引は支払いサイトが長いため、資金繰りが悪化しやすい傾向にあります。そのため資金調達としてファクタリングを検討する企業は少なくありません。
 

アパレルデザイン企画業のファクタリング活用事例

年商:7000万円
従業員数:3人
都道府県:大阪府
調達日数:3日
調達額:約1000万円
資金用途:材料費
 
アパレルデザイン企画の仕事内容は、メーカーなどからアパレル商品を企画・生産をして納品をして完了になります。受注を受けてから生産して納品をするため、支払いのサイトが長く、2~3か月後の得意先も少なくありません。
先日大手のメーカー様より大口の受注を受けました。大量の生地などの材料費を先に購入をしてからの生産になるため、資金調達が必要になったのです。同業者に相談したところ、ファクタリングという資金調達方法を紹介されました。入金待ちになっていた売掛金を計算すると、目標額に達したため買い取りを依頼しました。これで大手との取引も安心して受注できます。
 

ファクタリングで資金繰りが安定して取引増加につながる

アパレルデザイン企画などのアパレル業界は入金サイトが長く、受注を受けたときに材料費や外注費を先行して支払うため、キャッシュフローが悪くなりがちです。
金融機関からの融資は保証人や担保が必要になるうえに必要な書類も多く、審査などの時間がかかります。しかし材料費などは、受注を受けるとすぐに購入する必要があるため、早期の資金調達が必要になります。ですが入金サイトが長いために、資金不足になる企業が多いようです。
ファクタリングでは売掛金を買い取りするため、借入ではありません。また保証人や担保も必要なく、買い取りにあたっての審査はありますが、問題がなければ数日で入金が可能です。早期に資金調達が必要な場合には、利用を検討してみるとよいでしょう。