ファクタリングによる資金調達事例|個人の情報通信業の場合

情報通信業で独立起業しても最初は大きな収入は見込めず、その間もさまざまな経費がかかり資金調達が難しくなってしまうこともあります。いざというときのために、個人の情報通信業でのファクタリングの活用事例を確認しておきましょう。

独立したものの思うように取引先が増えない

一昔前までは独立するためにはオフィスを構えて、チラシなどを作って宣伝をする必要があったので、多額の資金が必要でした。今はインターネットやバーチャルオフィス、テレワークなども普及したため、少ない資金でだれでも気軽に独立起業をすることができます。しかし、ほとんどの人は実績のある会社に仕事を任せたいと考えるため、実績のない最初の数年は取引先を増やすことはとくに難しい時期と言えるでしょう。そんな時期に、会社の事情で納期が遅れる、入金が先延ばしになる、開発費用が余計にかかるなどすれば、運転資金はすぐに不足してしまいます。資金調達が難しくなると最悪倒産に追い込まれることもあるので、事前に資金調達についても考えておくことが大切です。

個人の情報通信業のファクタリング活用事例

個人の情報通信業を営んでいる方でファクタリングにご興味のある方のために、ここでは大阪府の事例をひとつご紹介します。

年商:3,000万円
従業員数:3名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約300万円
資金用途:人件費

大阪で情報通信業の会社を立ち上げて3か月後、取引先が思うように増えない上に、追い打ちをかけるようにシステムの開発が難航しました。納期が遅れそうだったので短期で派遣社員を雇いましたが、結局納期に間に合わず、入金が先延ばしになってしまったのです。運転資金は十分あったはずですが、余計にかかってしまった開発費のために、派遣社員への支払いが難しくなりました。そんな時に担保なしで売掛債権を現金化できるファクタリングという方法を知ったので申し込むと、即日で資金調達でき、倒産を免れることができたのです。その後も資金繰りにはファクタリングを利用しています。

ファクタリングで企業当時からの取引先の売掛債権を資金化

情報通信業は普通の仕事に比べて、障害やトラブルの原因が判明しづらく解決に時間がかかることも多いです。また、判明しても再発する可能性があるため、思わぬ出費が多い業種といえます。お金が足りなくなったら金融機関に融資を頼めばいいと思っている方もいるかもしれません。しかし、起業したばかりの会社が銀行に融資を依頼しても、融資審査で返済能力が不十分とみなされ審査が通らないこともあります。売掛債権を買い取ってもらい資金化できるファクタリングなら、起業したばかりの会社でも利用できるので大変おすすめです。会社が順調で利益を上げていても、思わぬ出費で運転資金が不足すれば会社は倒産してしまいますから、そんなときはぜひファクタリングの活用をご検討ください。