ファクタリングによる資金調達事例|輸入業の場合

輸入業では支払いの入金が遅れたり為替が変動したりすると、運転資金がショートしてしまうことがあります。よくある資金繰りの悩みと、大阪府の業者がファクタリングを利用して資金調達を成功させた事例をご紹介します。

掛け取引の遅れで思わぬ損失が出ました

輸入業は、海外から商品を輸入し日本国内で販売するビジネスです。輸入品を日本国内で販売する場合、多くは外貨建による掛け取引が行われます。掛け取引が多く用いられる理由のひとつは、何度も請求をする手間が省けるという点です。

しかし掛け取引には、取引先の入金が販売日よりも後になる、つまり入金が遅れるというデメリットもあります。輸入業の場合、運転資金がなくなると輸入ができなくなってしまうので、掛け取引での遅れにより思わぬ損失が出やすいのです。さらに、輸入業の場合は日本円ではなく外国為替が使用されますが、外国為替は常に変動していて円安になるとより多くの金額を支払わなくてはいけません。

これらの点から、国内の卸業者に比べると輸入業は、運転資金のショートに陥る可能性が高い業種といえるでしょう。

輸入業におけるファクタリングの活用例

年商:1億円
従業員数:20名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約500万円
資金用途:改築費用

大阪で20年前からワインの輸入業を行っている企業がありました。気軽にワインを楽しむ人が増えたことからビジネスは順調でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響で、今年に入り長年ワインを購入してもらっていたレストランが2軒閉店してしまいました。

さらに、創業20年ということで倉庫が古くなり、修理が必要となったため、あっという間に運転資金がショートしてしまったのです。倉庫は大切な商品を保管する場所ですから、修理は先延ばしにはできません。

そこで急遽ファクタリングに売掛金を買い取ってもらうことを相談します。たった2日で倉庫の改築費用を調達でき、無事に修理を依頼することができました。

国際的な取引でもファクタリングは可能

輸入業は円高の時期は多くの利益が得られる魅力的なビジネスですが、海外の会社を相手にするため、入金が遅れたり知らぬ間に取引先が倒産してしまったりするリスクがあります。

日本円は比較的安定した為替ではありますが、取引額が大きければ為替レートがたった10円違うだけでもかなりの損失になるので、日ごろから資金調達を考えておくことが重要です。

ファクタリングは国内取引を限定したサービスではなく、国際的な取引をしている方も利用できるサービスです。ファクタリングなら担保と保証人が不要で1億円までの資金調達が最短即日できるので、ちょっとした支払いに困っている方だけでなく、高額な品物を輸入している方も安心してご利用いただけます。