ファクタリングによる資金調達事例｜歯科医業の場合

歯科医業を開業するには初めに設備投資をしなければならず、最新の機材を揃えるとなると多額の資金が必要です。そのうえ開業後に思わぬ出費がかさんでしまい、ファクタリングを利用して危機を乗り切るケースもあります。ここでは大阪での事例をご紹介します。

 

最近の歯科医業は一般歯科の他に「小児歯科」「矯正歯科」「審美歯科」等、様々な専門分野に分かれて、それぞれに必要な器具や設備が異なります。また、開院後も待合室の設備やインテリアを整えるなど、他院との差別化を図るため、資金が必要となるのです。このため、予想以上にコストがかかって運転資金が足りなくなり、ファクタリングを利用する事例も珍しくありません。歯科医業では診療報酬債権をファクタリング会社に買取してもらい、現金化することができます。

 

年商：3,000万円

従業員数：3名

都道府県：大阪府

調達日数：1日間

調達額：300万円

費用用途：運転資金

 

大阪府の郊外にて歯科医院を開業しました。自己資金半分と残りは銀行からの借入をして開院しましたが、コストが予想以上にかかり運転資金がショートしてしまったのです。

 

歯科医業の収入の一部は患者さんが窓口払いしますが、ほとんどは保険料払いです。その後診療報酬が支払われるのは診療を行った翌々月の20日頃となるため入金までのサイトが長く、その間の運転資金を確保しなければならない状況になったのです。

 

税理士から銀行融資はすでに融資を受けているため難しいと言われ、診療報酬債権を買取してもらえるファクタリングについての説明を受けました。すぐに大阪のファクタリング会社に相談をすると、診療報酬債権は審査が通りやすいとのこと。早速お願いした結果、1日で300万円が入金され、安心して診察を続けることができました。

 

歯科医業の開院時には設備投資等で多額の費用が必要になり、事例のように思ったよりもコストがかかり資金調達をしなければならない場合も少なくありません。診療報酬が入金されるのは2ヶ月先なり、そのうえ多くの歯科医院では開院時に金融機関での融資を受けているため、追加融資を依頼するのが難しい状況であることも多いのです。

 

ファクタリングは診療報酬債権をファクタリング会社が買取りをして現金化にする方法です。取引先は社会保険診療基金(社保)や国民健康保険団体連合会(国保連)等の国の機関となるため、倒産の心配がなく審査が通りやすくなります。また、契約者様・取引先・ファクタリング会社による取引の「３社間ファクタリング」を利用すると、手数料が安くなるためおすすめです。