ファクタリングによる資金調達事例|情報通信業の場合

情報通信業はシステム導入や開発費用に資金が必要なため、支払い方法の変更により運転資金がショートしやすいのです。この記事では、情報通信業によくある資金繰りの悩みと、大阪の情報通信会社がファクタリングで資金調達をした事例をご紹介します。

外注先に手形払いから現金支払いに変更してほしいと要求された

支払い方法には「現金支払い」「振込払い」「手形払い」などがあります。手形払いは資金繰りの面でメリットがあるため、情報通信会社の中で採用しているところも多いです。口座に残高がなくても支払いの約束ができるのがメリットといえます。振込払いの場合は口座に残高がないと手続きができませんが、手形払いであれば残高がなくても約束手形を発行することも可能です。また、利息がかからないことも魅力といえます。手形払いであれば、収入印紙代が必要なだけで利息はかからないので、支払いが安く済みます。

しかし、突如「現金支払いに変更してほしい」などと要求されると、一気に資金繰りに苦しくなり経営難に陥いることもあるのです。

情報通信業のファクタリング活用事例

年商:1億円
従業員数:20名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約200万円
資金用途:外注費

ソフトウェアを開発している会社の事例です。業務を全て丸投げしているわけではありませんが、一部の業務を外注しています。運転資金をできるだけ確保しておきたいという理由から、支払いは手形払いでお願いしていました。ところがある日、数年前から付き合いのある外注業者から合併に伴い支払いを現金支払いに変更して欲しいとの連絡がきたのです。

承諾して最初の数カ月は良かったのですが、賞与の時期になり運転資金がショートしそうになりました。部下からファクタリングのことを教えてもらい、試しに電話で問い合わせると、たった2日で売掛金を現金化できたのです。

信頼関係を壊さず自社の売掛金をファクタリングで資金化

IT業界は常に人手不足といわれています。優秀な人材に仕事を任せるためには、外注会社との信頼関係を築いておくことがとても重要です。支払い変更の要望はいつ来るか分かりません。支払い方法変更の要望に対応できず、財政難というイメージを持たれないように、情報通信会社は常に多めの運転資金を用意しておくことをおすすめします。

それでもさまざまな事情から現金支払いに対応できないときは、ファクタリングを活用して対処することが可能です。ファクタリングは融資を受けるわけではなく売掛金を資金化するので、リスクが低く初めての方も安心してご利用いただけます。保証人や担保も必要ないので、資金調達でお悩みの情報通信会社はファクタリングのご利用をぜひご検討ください。