ファクタリングによる資金調達事例|自動車部品製造業の場合

機械故障のトラブルは生産が続けられなくなるため、早めに解決したい事例です。しかし自動車部品製造業のように多くの中小企業が関わっている分野の場合、部品を製造している工場は小規模なケースも珍しくありません。状況によっては修理の費用捻出が難しくなります。
 

工場にある機械が故障したが修理代に当てるお金が無く生産がストップ

資金繰りには問題ないけれど、キャッシュフローに大きな余裕はないといった状況の工場もあるでしょう。小規模で自動車部品を製造している企業では、直近1年において度々機械故障トラブルが発生したのですが、メンテナンスできる範囲のため商品の製造作業に影響はありませんでした。しかしある日のトラブルでは修理しても再稼働できず、完全に生産作業が停止してしまったのです。新たな機械の購入費用がすぐに捻出できず、資金調達の目処が立つまで生産が再開できなくなってしまいました。先月納品分の売上が振り込まれれば購入できるものの、約束の振込期日はしばらく先のため待っていては数週間に渡り作業が停止してしまう状況です。
 

自動車部品製造業のファクタリング活用事例

実際にファクタリングで資金調達に成功した事例をご紹介します。
 
年商:800万円
従業員数:10名
都道府県:大阪府
調達日数:2日
調達額:約200万円
資金用途:設備機器の新規購入費用
 
取引先に現在の状況を伝えて、振込を早めてもらおうかといった話がでてしまうほどでしたが、ファクタリングを活用すれば乗り越えられるのではとご相談をいただきました。
過去の入金状況証拠や売掛分の契約書と納品書がそろっていたこともあり、できるだけ早い対応として依頼翌日には振込させて頂いています。あらかじめ機械メーカーにも状況を伝えて新規機器の納品準備を進めていただいていたこともあり、翌日には到着し生産作業が復帰できたのです。トータルで3日間の生産停止となりましたが、従業員総出で休日出勤して毎月と同じ生産量を維持できたので、経営上に問題はありませんでした。
 

ファクタリングによるスピーディな資金調達で機械を修理

今回のケースはファクタリングがなければ、長期間停止となるため生産停止だけではなく事業継続も危ぶまれた可能性があります。同様に大阪の製造業で機械故障の修理費用捻出が難しい状況にある企業様は、ファクタリングでの資金調達についてご検討ください。
何らかの財産を担保にかける借金ではなく、債権つまり売掛金の買い取りなので将来に返済しなければいけないといった負担が増えることはありません。融資を受けるかどうか迷っているけれど、万が一返済できなくなるような状況を考えると踏み出せない企業様にもおすすめです。
また現在赤字の状況である、または債務超過状況にあるため資金調達が難しい企業様も対応できる可能性があります。