大阪のソフトウェア開発業では、完成したソフトが検収されてから正式納品、支払となるため下請け企業などの資金繰りが難しくなることもあるのです。こうした事例を具体的に紹介すると共にソフトウェア開発業でファクタリングを導入した場合のメリットについても解説します。
検収後に正式納品となるため入金が遅れて下請けの会社に支払いできない
ソフトウェア開発は開発の依頼元企業があり、受注先企業、下請け企業といった階層構造になっていることが多いです。そして依頼元企業の検収が終わり次第、正式な完成品の納品ということになります。検収作業に時間によって正式納品のタイミングが遅れることもあるので、その分開発費用の支払いタイミングが予定通りにならないのです。そのため、受注先企業よりも下請け企業にとっては資金繰りが厳しくなってしまうケースがあります。
ソフトウェア開発業のファクタリング活用事例
年商:1億3000万円
従業員数:8人
都道府県:大阪府
調達額:300万円
費用用途:人件費、諸経費
ソフトウェア開発は人件費の負担が大きい業界ですが、この会社では少ない要員でなんとか事業を回していました。しかし、親会社が受けたソフトウェア開発の検収作業に時間がかかってしまい、開発後3か月を経過してもまだ正式納品にはなっていません。このままでは給料の支払いや機器のリース料金の支払いに支障をきたしてしまう恐れがありました。
親会社に相談したところファクタリングを紹介され、すぐに連絡して資金調達に成功し、危機を脱することができたのです。
ファクタリングを利用して支払い完了!いまでは資金繰りも安定傾向に
ソフトウェア開発業の場合は、下請け会社だと特に検収の進捗によって資金繰りが困難になるケースがあります。従業員への給与だけでなく、リースしているIT機器の代金やレンタルしている什器などの費用もあるため、支払いが遅れてしまうとリスクも大きいでしょう。
事例の会社では、ファクタリングによって給与の支払いやリース機器などの支払いを済ませることができ、その後新たな機器の導入などによって事業も安定していきました。
急を要する場合でも売掛債権を買い取りして資金調達できるファクタリングなら、銀行の融資のような難しい審査もなく早期に現金化できます。
ソフトウェア開発業のように検収のスケジュールが遅れて資金調達が難しい場合でも、ファクタリングを利用することで資金繰りを安定させていくことも可能です。
資金調達方法の一つとしてファクタリングを検討してみてはいかがでしょうか。